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particles

真鍋大度+石橋素

写真提供:ライゾマティクス

多角的なリサーチと柔軟な技術力の融合―
新たな表現プラットフォームを創出する

アートからデザイン、音楽に至る幅広い領域で、メディアテクノロジーを実験的かつ独創的に駆使したプロジェクトを多数展開している真鍋大度と石橋素。文化庁メディア芸術祭巡回企画展の一環として開催した本展では、メディアアートの本質的な魅力のひとつである〈新しいテクノロジーがもたらす新たな表現〉をテーマに、光で空中に造形物をつくり出す大規模なインスタレーションを発表した。
デジタルサイネージやインスタレーション型の広告などが商業空間に普及しつつある今日、これまでメディアアートが培ってきた、身体との関わりから生まれるインタラクションが、多くの人々にとって身近なものとなっている。そうした中、かつてないインタラクションを目指し、数多くのリサーチや実験に基いて制作された本作は、インタラクションと知覚の未来を切り拓くとともに、作品を成立させる表現のプラットフォームそのものを創出した。
日時
2012年3月5日〜5月5日
会場
スタジオB
特設サイト
http://particles.ycam.jp/

作品

particles (世界初公開)

真鍋大度+石橋素

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particles (世界初公開)

真鍋大度+石橋素

点滅する光源が空中を浮遊し、幻影的な残像を作り出す〈イルミネーション・インスタレーション〉。
会場内には有機的な螺旋空間構造をもつ巨大なレールが設置されており、そのレールの上をフルカラーLEDと通信装置を内蔵したボールが多数転がっている。ボールが発光するタイミングと色彩は任意に制御すること可能で、来場者は会場内に設置された端末を通じてレールの上を転がる大量のボールに一斉に指示を送り、それによって空中に立体的な残像を描き出す。
レールの構造とボールの通信制御技術を緻密に設計し、両者を融合させることで、フレキシビリティを持った〈光の構造体〉という類例を見ない空間表現を実現している。
クレジット
企画/ソフトウェア開発:真鍋大度
システムデザイン/ハードウェア開発:石橋素
レール設計・制作:齋藤精一、坂本洋一
ボール設計・制作:柳澤知明
機構:秋葉幸生
ドキュメント:本間無量
企画制作サポート:小島一郎
オンサイトサポート:堀尾寛太
制作サポート:藤代健介

プロフィール

クレジット

主催:

  • 財団法人山口市文化振興財団

共催:

  • 文化庁

後援:

  • 山口市
  • 山口市教育委員会

制作協力:

  • 株式会社ライゾマティクス
  • 株式会社DGN

技術協力:

  • YCAM InterLab

企画制作:

  • 山口情報芸術センター[YCAM]

※文化庁メディア芸術祭巡回企画展としての開催は2011年3月31日まで。

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