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ワークショップ
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検索窓からのぞく未来の社会
「検索」から見えてくる、社会とメディア、ユーザーとの関係
インターネット上の「検索エンジン」の技術的な仕組みや、歴史的背景、そのメディアとしての性質がもたらす社会への作用について考えるワークショップ。
いまや、日常的な行為となりつつある「検索エンジン」を利用した情報の「検索」。昨今では検索結果の並び順を決定するアルゴリズムが経済活動に多大な影響を与えているほか、インターネット上に個人情報が流出することで、それが検索可能になり、個人の活動が検閲/監視されるリスクも明らかになるなど、私たちの生活における「検索」の重要度はますます高まっている。
このワークショップでは、検索エンジンの背景でおこなわれている、検索キーワードとウェブサイトのマッチングや、検索結果の並び順の決定といった処理を実際に体験するいくつかのゲームをおこない、参加者はそれを通じて、「検索エンジン」の仕組みを体感的に理解するとともに、検索と社会との相関関係を俯瞰的に捉える視野を習得していった。
日時
2010年〜
ワークショップ
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(YCAMオリジナルワークショップ)
ゲームで遊びながら、メディア社会の仕組みにせまる!
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(YCAMオリジナルワークショップ)
ゲームで遊びながら、メディア社会の仕組みにせまる!
ワークショップ概要
所要時間:3時間
参加人数:10〜15名
対象年齢:小学校4年生〜一般
ワークショップの流れ
(1)ワークショップの説明
(2)検索をしてみる――検索ゲーム
(3)検索エンジンの仕組みを学ぶ――パターンマッチングゲーム
(4)検索の歴史を学ぶ――分類ゲーム
(5)適切な検索結果を得るための方法を学ぶ――ランキングゲーム
(6)情報の検閲と監視を学ぶ――王様ランキングゲーム
(7)振り返り
パターンマッチングゲーム
「パターンマッチングゲーム」では、参加者が正方形のブロックを組み合わせてつくりだした形状を、独自に開発した画像解析ソフトウェアを用いて解析し、事前にソフトウェアに登録されている大量の形状のパターンの中からそれを見つけ出していく。このゲームを通じて、人間がおこなうと膨大な時間がかかってしまうマッチング処理をコンピューターがどれくらいの速度でできるのか、どのようにその処理がおこなっているのか、といったことを視覚的に理解することができる。
ランキングゲーム
「ランキングゲーム」では、参加者に人物写真や風景写真、抽象的な写真など20種類の画像が印刷されたカードを配布し、そのカードに記された個々の画像に対して、事前に用意された「やさしい」や「危険」といった多数のキーワード(形容詞)がどれだけ適合しているか、10段階で評価してもらう。そして、ゲーム終了後には、参加者全員分の評価を集計することで、たとえばその画像が参加者全員にとってどれだけ「やさしい」のかを数値化していく。このゲームを通じて、検索エンジンの利便性を決定づけるランキングのメカニズムについて体験的に理解することができる。
クレジット
ファシリテーター:YCAM教育普及
協力:
真鍋大度
、
石橋 素
CLOSE
クレジット
主催:
財団法人山口市文化振興財団
後援:
山口市
山口市教育委員会
共同開発:
YCAM InterLab
企画制作:
山口情報芸術センター[YCAM]
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