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Phantom Exhibition〜背骨のためのマテリアル

スティーヴ・パクストン

身体のあらゆる感覚と行為の枠組みを問い直す
コンテンポラリーダンスとアートが融合したパクストンの身体の思想、ここに紹介

アメリカ・ポスト・モダンダンスを代表するダンサー/振付家であり、コンタクト・インプロヴィゼーションの創始者でもあるスティーヴ・パクストン。本展では、YCAMがこれまで培ってきたメディアテクノロジーを応用した身体表現のノウハウと、現在のコンテンポラリーダンスのシーンに多大な影響を与えるパクストンのメソッドとが融合した、ハイクオリティな映像インスタレーションを発表。この作品を通じて、身体/空間表現の現在形と、パクストンの哲学、そして身体の思想を紹介した。
このほか、会期中にはパクストン本人によるデモンストレーションやアーティストトーク、専門家を招いたレクチャーを開催し、パクストンの活動を1960年代以降の社会的、歴史的文脈から総括的に再検証する作業もおこなった。
日時
2009年5月24日〜8月31日
会場
スタジオB、ホワイエ、2階ギャラリー
特設サイト
http://phantomexhibition.ycam.jp/
ポスター、フライヤーなど

作品

Phantom Exhibition (日本初公開)

スティーヴ・パクストン+フローレンス・コリン(Contredanse)+バプティスト・アンドリアン(Contredanse)

空間を全面に覆う映像に身をゆだね、新たな身体感覚を発見する

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Phantom Exhibition (日本初公開)

スティーヴ・パクストン+フローレンス・コリン(Contredanse)+バプティスト・アンドリアン(Contredanse)

空間を全面に覆う映像に身をゆだね、新たな身体感覚を発見する

パクストンとベルギーの映像アーティストであるフローレンス・コリンとバプティスト・アンドリアンとのコラボレーションによって制作された、ハイクオリティな身体/空間表現としての映像インスタレーション。
パクストンが1986年から取り組む、身体の中心を探求するためのメソッド「背骨のためのマテリアル(Material for the Spine)」。展示空間を取り囲む5面の大型スクリーンには、このメソッドに基づいて身体を動かすパクストンをはじめとするパフォーマーの映像、それらをコンピューターによって解析した映像、そして詩的なリズムを秘めたナレーションをおこなうパクストンの映像が連動しながら映し出される。観客はこれらの映像に包まれながら、身体と重力の関係性、身体の内部と外部、骨格の感覚を全身で感受し、新たな身体感覚を発見することができる。
クレジット
制作:Contredanse

イベント

レクチャー+デモンストレーション

2009年5月24日

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レクチャー+デモンストレーション

作品空間内でパクストン本人によるレクチャーとデモンストレーションを開催した。
日時
2009年5月24日
会場
スタジオB
クレジット
出演:スティーブ・パクストン

レクチャー+ポストトーク

2009年5月24日

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レクチャー+ポストトーク

外山紀久子を講師に迎え、アート、ダンス、音楽などジャンルを超えた実験的な活動が展開された1950~60年代アメリカの文化状況を踏まえたうえで、スティーヴ・パクストンの活動とその意義を考えるレクチャーを開催した。このレクチャーでは、「ジャドソン・ダンス・シアター」といったトピックや、東洋思想の影響のもと、意識に働きかける重要なメディアとして身体が再発見されていくプロセスにも注目し、現在のアートシーン、コンテンポラリーダンスに至る系譜も紹介した。
その後は、パクストン本人と、当時のアートシーンを目の当たりにしてきたアーティストの中谷芙二子を迎え、これまでのキャリアや、作品の制作プロセスについて語るポストトークを開催した。
日時
2009年5月24日
会場
ホワイエ
クレジット
ゲスト:スティーヴ・パクストン中谷芙二子
講師/モデレーター:外山紀久子

関連上映

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関連上映

上映作品
スティーヴ・パクストン『Material for the Spine』


  • 『Introduction』(翻訳:川口隆夫)
  • 『Dance Culture』(翻訳:川口隆夫)
  • 『Spherical Space』(翻訳:川口隆夫)

プロフィール

クレジット

主催:

  • 財団法人山口市文化振興財団

後援:

  • 山口市
  • 山口市教育委員会

共催:

  • DANCE DOCUMENTS JAPAN COMMITTEE(DDJC)

助成:

  • 日米友好基金
  • Asian Cultural Council
  • 財団法人セゾン文化財団

技術協力:

  • YCAM InterLab

企画制作:

  • 山口情報芸術センター[YCAM]
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