YCAM Portal Site

YCAM Re-Marks

true / 本当のこと

藤本隆行+白井剛+川口隆夫+南琢也+真鍋大度+堀井哲史+齋藤精一+石橋素+照岡正樹+北村教子

先駆的コラボレーションが生み出した舞台表現の新機軸
身体としての空間が〈現実〉を問い直す

藤本隆行のディレクションのもと集結した、パフォーマーの白井剛と川口隆夫をはじめとする、サウンド、デバイス開発、衣裳など様々な分野のトップクリエイターたち。YCAMなど公共文化施設3館とクリエイターグループとの共同制作という、日本では類例を見ない制作方式で実現した本公演では、「脳」と「現実」の関係をテーマに、インタラクティブな要素を積極的に取り込んだ舞台作品を発表した。
映像、照明、サウンドといった演出に用いられるあらゆる要素とパフォーマーの身体を、センサーを介してインタラクティブに結びつけることで、身体の延長としての舞台空間が実現。パフォーマーの身体の動きに合わせて、瞬時にその姿を変える舞台空間を通じて、「現実」と「認識」のギャップ、そして「現実」そのものが生み出されていく瞬間を提示した。
日時
2007年9月1日
会場
スタジオB
特設サイト
http://www.true.gr.jp/
ポスター、フライヤーなど

作品

true / 本当のこと (YCAM委嘱作品/世界初公開)

藤本隆行+白井剛+川口隆夫+南琢也+真鍋大度+堀井哲史+齋藤精一+石橋素+照岡正樹+北村教子

光/サウンド/身体のインタラクションが描く〈現実の構造〉

»

true / 本当のこと (YCAM委嘱作品/世界初公開)

藤本隆行+白井剛+川口隆夫+南琢也+真鍋大度+堀井哲史+齋藤精一+石橋素+照岡正樹+北村教子

光/サウンド/身体のインタラクションが描く〈現実の構造〉

2人のパフォーマーによって展開される、「脳」と「現実」の関係を探るパフォーマンス作品。
舞台上には1台のテーブルと巨大なビティ(建設用足場)、そして天井には円形のLED照明が設置されている。これらの要素が、舞台背景のスクリーンに投影される映像や空間全体を包み込むサウンドとともに、センサーを介してパフォーマーの動きと精緻に連動し、パフォーマーの身体の延長としての舞台空間をつくり上げていく。鑑賞者はパフォーマーの動きとともに、瞬時に変容していく舞台空間全体を通じて、私たちが知覚する〈現象〉と、社会環境や日常のストーリーを読み込んだ上で立ち上がる〈認識〉との間に横たわる差異や断絶を感受する。

センサー
筋肉が発する微弱な電位差を計測できる「筋電センサー」を使用し、オリジナルの小型センサーデバイスを開発。それを2人のパフォーマーに装着することで、あらゆる動きをデータに変換し、サウンドや舞台装置などと連動させている。

テーブル
形状こそ簡素なものの、その内部にはプロジェクターなどの機器のほか、可変機構などが組み込まれており、作品のメインシステムのような役割を果たしている。また、その上に雑然と置かれた地球儀やグラスなどのオブジェにもさまざまな機構が組み込まれており、パフォーマーとのインタラクションを誘発する。

LED照明
直径8メートルの円形に配置されたLED照明は藤本を中心に独自に開発したもので、コンピューターを介して、円周上の任意の位置から任意の色を瞬時に発光させることができる。

ビティ(建設用足場)
建設用足場には巨大な振動子が取り付けられており、照明やサウンドに合わせて全体が振動する。そのときに発生する物音が空間全体に物質感や質量感を与えている。
巡回情報
  • 2011年3月18日〜21日 会場: AI HALL (Hyogo)

  • 2011年2月3日〜5日 Mois Multi 2011
    会場: Salle Multi et studio d'Essai(カナダ)

  • 2011年1月27日〜29日 会場: Usine C(カナダ)

  • 2010年9月8日、9日 TransART
    会場: EX-Alumix(イタリア)

  • 2010年6月18日〜20日 会場: Hong Kong Cultural Centre - Studio Theatre(香港)

  • 2010年6月5日 会場: Macao Cultural Centre - Small Auditorium(マカオ)

  • 2009年11月18日、19日 会場: Teatro Paulo Autran at SESC Pinheiros(ブラジル)

  • 2009年11月11日、12日 Festival Panorama de Dança 2009
    会場: Teatro Tom Jobim(ブラジル)

  • 2009年10月15日〜17日 会場: 101 Bis Quai Branly, 75015 Paris, フランス

  • 2009年10月9日、10日 会場: Künstlerhaus Mousonturm(ドイツ)

  • 2009年10月3日、4日 会場: Tanzhaus NRW Dusseldorf(ドイツ)

  • 2009年9月29日 会場: Parktheater Eindhoven(オランダ)

  • 2009年9月25日〜26日 会場: Stadsschouwburg Amsterdam(オランダ)

  • 2009年8月4日〜9日 会場: シアタートラム(東京)

  • 2008年11月13日〜15日 会場: Japan Society(アメリカ合衆国)

  • 2008年7月24日〜26日 会場: Esplanade Theatre Studio(シンガポール)

  • 2007年12月14日〜16日 会場: 横浜赤レンガ倉庫(神奈川)

  • 2007年12月8日、9日 会場: 金沢21世紀美術館(石川)

クレジット
振付/出演 : 白井 剛川口隆夫
テクスト : 川口隆夫
ディレクション/照明 : 藤本隆行
音響/映像/ビジュアルデザイン : 南 琢也
音響/プログラミング : 真鍋大度
映像/プログラミング : 堀井哲史
機構設計 : 齋藤精一石橋 素
センサーシステム : 照岡正樹
衣裳デザイン : 北村教子

イベント

バックステージツアー

2007年8月12日

»

バックステージツアー

オリジナル作品を制作している現場とその舞台裏を紹介するバックステージツアーをおこない、YCAMのスタッフとアーティストの案内のもと、劇場の機構や、作品に使用するシステム、アーティストやスタッフの仕事の様子を見学した。
日時
2007年8月12日
会場
スタジオB
クレジット
ファシリテーター:YCAM教育普及

プロフィール

クレジット

主催:

  • 財団法人山口市文化振興財団

後援:

  • 山口市
  • 山口市教育委員会

共催:

  • 金沢21世紀美術館(財団法人金沢芸術創造財団)
  • 財団法人横浜市芸術文化振興財団
  • ハイウッド
  • ダムタイプオフィス

助成:

  • 文化庁芸術創造活動重点支援事業(舞台芸術共同制作公演)

技術協力:

  • 有限会社タマ・テック・ラボ
  • 株式会社ライゾマティクス
  • 株式会社DGN

機材協力:

  • カラーキネティクス・ジャパン株式会社

共同開発:

  • YCAM InterLab

企画制作:

  • 山口情報芸術センター[YCAM]
このページのTOPへ