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YCAM Re-Marks

Refined Colors

藤本隆行+モノクロームサーカス

私たちは何を見ているのか?
〈色〉から迫る世界を認識するための方法

ダムタイプの照明デザインやテクニカル・マネージメントを手掛ける藤本隆行と、京都を拠点にコンテンポラリー・ダンスの制作と指導をおこなっているモノクロームサーカス。この2組のコラボレーションによって実現した本公演では、〈色による世界の再認識〉をテーマとするダンス作品を発表した。
この世界は様々な色に覆われている。しかし、人がどのような色を見ているのかを客観的に確認する手段は無く、それぞれの知識や経験を紐解いていくことでしか、そこにアプローチすることはできない。あらゆる色を瞬時に再現可能なLED照明と、複数名で繰り広げるアクロバティックかつ繊細なダンスの融合によって世界の確からしさに迫ろうとする本作を通じて、世界を認識し、構成していくプロセスを提示した。
日時
2004年7月15日、16日
会場
スタジオB
特設サイト
http://www.refinedcolors.com/
ポスター、フライヤーなど

作品

Refined Colors (YCAM委嘱作品/世界初公開)

藤本隆行+モノクロームサーカス

モビリティが探る、その場特有の光・音・ダンス

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Refined Colors (YCAM委嘱作品/世界初公開)

藤本隆行+モノクロームサーカス

モビリティが探る、その場特有の光・音・ダンス

緻密に制御されたフルカラーLED照明から生まれる光の中で展開していくダンス作品。
公演をおこなう地域の特徴的な光景をいくつか選定し、その光景を舞台空間上に〈色〉で再現する。様々な色で覆われた空間の中で、5名のダンサーたちはその変容に呼応するかたちで、コンタクト・インプロビゼーションをベースにしたアクロバティックかつ繊細なダンスを展開する。
また舞台上を流れる音響には、照明と同様に、公演をおこなう地域にある〈音〉を録音し、使用しており、公演のたびにその様相は大きく変化する。このように、公演先の光と音を取り込み、変化を続けることで、人が日々の生活の中で知識や経験をたくわえていくのと同じようなプロセスを作品自体が辿っていくことになる。

モビリティ(機動性)
ダンスという表現は、光源と身体と動くための空間があれば作品が成立する可能性がある制約の少ない表現であり、それはモビリティの高い表現とも言い換えることができる。本作では、ダンスの演出に、可搬性に優れ、多様なメディアを扱うことのできるコンピューターとあらゆる色を瞬時に再現できるフルカラーLED照明を導入することで、モビリティを損なうこと無く、多層的なダンス作品を生み出すことに成功している。このことは、公演先の色と音を取り込むという本作の制作スタイルをより先鋭化させている。
巡回情報
  • 2007年11月17日、18日 会場: Chiang Mai University Humanities Theater(タイ)

  • 2007年11月11日 会場: Youth Theatre(ベトナム)

  • 2007年11月4日 会場: まつもと市民芸術館(長野)

  • 2007年10月20日、21日 会場: スパイラルホール(東京)

  • 2007年10月8日 会場: 茅野市民館(長野)

  • 2006年10月9日 会場: 滋賀会館(滋賀)

  • 2006年9月26日、27日 会場: Teatrul Ion Creanga(ルーマニア)

  • 2006年9月23日 会場: Cine-Teatro Louletano(ポルトガル)

  • 2006年9月12日、13日 会場: Mu Theatre(ハンガリー)

  • 2006年9月6日、7日 会場: Archa Theatre(チェコ)

  • 2006年2月11日、12日 会場: Teatro Canovas(スペイン)

  • 2006年2月8日、9日 会場: Teatro Alhambra(スペイン)

  • 2006年2月3日、4日 会場: Teatro Central(スペイン)

  • 2005年9月23日、24日 会場: 京都芸術劇場(京都)

  • 2005年4月1日、2日 EXIT Festival 2005
    会場: Maison des Arts de Créteil(フランス)

  • 2004年8月21日、22日 会場: MCPA Theatre(マレーシア)

  • 2004年8月12日、13日 会場: Esplanade Theatre Studio(シンガポール)

  • 2004年7月31日〜8月1日 会場: Patravadi Theatre(タイ)

クレジット
ディレクション:藤本隆行、坂本公成(モノクロームサーカス)
照明:藤本隆行
振付:坂本公成、森裕子(モノクロームサーカス)
ダンス:坂本公成、森裕子、森川弘和(モノクロームサーカス)、佐伯有香(モノクロームサーカス)、ダニエル・ユン
サウンド:南琢也、真鍋大度
プログラミング:真鍋大度

イベント

Refined Colors Workshop

2004年7月17日〜19日

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Refined Colors Workshop

LED照明とサウンドとダンスを組み合わせた創作をおこなうワークショップ。
参加者はコンピュータをによってどれだけ自由に舞台作品の各要素をコントロールできるようになったかを実感しながら、自分自身のイメージで作り上げた光の中で動いてみる面白さを体験していった。
日時
2004年7月17日〜19日
会場
スタジオB
クレジット
講師:藤本隆行、モノクローム・サーカス

プロフィール

クレジット

主催:

  • 財団法人山口市文化振興財団

後援:

  • 山口市
  • 山口市教育委員会

助成:

  • 芸術文化振興基金助成事業

協賛:

  • カラーキネティクス・ジャパン
  • タマ・テック・ラボ

協力:

  • AIR 京都
  • ダムタイプオフィス

企画制作:

  • Monochrome Circus
  • 山口情報芸術センター[YCAM]

京都芸術センター制作支援事業

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